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介護中の家族の防災バッグ|いつもの一日から選ぶ持ち出し品

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[掲載日]2026/11/02 6 -

避難のために玄関を出るとき、片手で家族を支え、もう片方で何を持てるでしょうか。防災バッグを用意するときは、本人と一緒に朝起きてから夜眠るまでを思い返してみてください。いつもの眼鏡や補聴器の電池のように、小さくても、ないと会話や移動が難しくなるものが見えてきます。

朝の支度、食事、トイレの順に考える

朝、眼鏡をどこで掛け、何につかまって立ち上がりますか。眼鏡や杖など毎日使うものは、袋にしまうとかえって不便です。「出る直前に持つもの」として置き場所を紙に書き、バッグの取っ手に付けておく方法があります。

食事やトイレも、本人が普段使い慣れたものから選びます。例えば、食べやすい硬さの保存食、交換用のパッド、着替えです。自宅に置く予備と避難時に背負う分を分けると、バッグが重くなりすぎるのを防げます。

薬と一緒に、使い方が分かる情報を

横浜市の支援ガイドは、日頃の薬の名前や服用量が分かる資料の準備を勧めています。お薬手帳を持ち出せる場所に置き、薬の内容が変わったら持ち出し用の控えも見直しましょう。薬の保管や手元に置く量は、かかりつけの薬剤師に相談できます。

本人が初対面の相手に伝えにくいことも一言添えておくと役立ちます。例えば「右側から話すと聞き取りやすい」「立ち上がるときに支えがいる」などです。本人と相談して、手助けする人に知ってほしい内容を選びましょう。

一度背負って、玄関まで歩いてみる

介助する人がバッグを背負い、いつもの方法で本人と玄関まで移動してみましょう。両手は使えますか。杖や歩行器を取るときに荷物が邪魔になりませんか。難しい動作があれば、荷物を減らす、家族で分担するなど、その場で見直せます。屋外の避難経路や支援を頼める人も、平時に地域の防災窓口や担当ケアマネジャーと確認しておきましょう。

要点

  • 毎日使うものは置き場所を、予備を入れられるものはバッグの中身を確認する。
  • お薬手帳と、本人が必要とする手助けを伝える短いメモを用意する。
  • 荷造りの最後に、本人を介助しながら実際に持ち運べるか試す。

出典(2026年11月2日確認)

  1. 横浜市「地域ぐるみで災害対策 災害時要援護者支援ガイド」
    https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/chiikifukushi/yogoshien/bousai.html
  2. 横浜市港南区「災害時のための避難グッズ」
    https://www.city.yokohama.lg.jp/konan/bosai_bohan/saigai/mochidashi_bichiku.html